EFECTS ON THE SUSPENSION

温度はオイル、ガス圧力、及び衝撃時のシールに影響します。

また、ダンパー内部の特定の許容差を増減する事も出来ます。

アルミショックは、スチールとは異なる影響を受ける可能性があり、

同様にアルミピストンもスチールピストンとは異なる影響を受ける可能性があります。

レース中にダンパーが変化します。

最初から最後まで何が起こっているか分かりますか?

それは重要ですか?


テストリポート

#01 テスト

フォークヒーターテスト07/07/16
気温 16度
トラック表面温度 21度


トラック:カールスクーガモーターステーション
バイク:2015ヤマハR1M


フォークヒーターテスト 50w
タイムフォーク加熱 15分間
フォークシール上のフォークレッグ温度 33度

青–フォークヒーター無しの最初のラップ(ラップタイム1.07.884)
赤–フォークをRR50Wヒーターで加熱後の最初のラップ(ラップタイム1.07.250)

図1は、サスペンションが1周にわたって特定の速度で移動するのに費やす時間を示しています。

フォークの加熱後でサスペンションを圧縮している間にバイクが遥かに自由に動く事が出来た一方で

サスペンションのリバウンドにはほとんど違いが無かった事を明確に示しています。

バイクが50mm/s〜200mm/sの範囲で移動するのにより多くの時間を費やしている事が分かります。


#02 リザルト
図1-時間の経過に伴うフロントフォークの動き


#03 リザルト

フォークヒーターテスト07/07/16
図2ではヒーター無しの9周目のデータを紹介しています。

自然加熱と比較してどれだけ近いのかはっきりと分かります。

#04 リザルト
図2-時間の経過に伴うフロントフォークの動き